物忘れがひどくなった気がするので、禁酒をしようと思うのだけど、禁酒効果で脳は回復するの?
という質問がありましたので、私の回答をシェアしたいと思います。
飲酒すると、脳はどうなるのか?
飲酒すると、理性というブレーキが効かなくなって、普通では考えられないような行動を取ることが多くあります。
・普通は話をしないような事を話してしまう。
・大声で叫んでしまった。
・自分からケンカを売ってしまった。 |
など、思い当たる過去の過ちってありませんか?私はあります。
そこで、なぜ、飲酒すると、普段では考えられないような行動を取るのかというと、脳をバリアする「血液脳関門」という器官が私たちには存在しているのですが、アルコールはその「血液関門器官」というバリアを軽々とくぐり抜けて、脳全体の機能を麻痺させる作用があるのです。
その中でも、特にアルコールに影響を受け易いのは、下記の3つの脳の部位となります。
・前頭葉:思考の流れや理性のコントロール機能
→大声で話したり、普段なら話さないような秘密をバラしてしまう行動の原因です。
・小脳:運動、バランス機能
→ロレツが回らない、千鳥足で歩くなどの原因です。
・海馬:記憶機能
→アルコールを飲んだあとの記憶が無い、もしくは途切れているなどの原因です。
これらの大切な機能を持つ脳をアルコールで痛め続けた場合、脳は少しずつですが破壊されていきます。
そこで、この記事を見て、アルコールの長期服用という過ちに気づいたあなたが感じたことは、禁酒して脳は回復するのか?という事になると思います。
禁酒効果で脳は回復するのか?
アルコールを飲む・飲まないに関わらず、人間は30歳を超えると、脳は少しずつ萎縮していきます。
ですが、アルコールを長期的に多量に摂取した場合は、飲まない人に比べて長期間、アルコールを飲むと10~20%萎縮しているという統計があります。
アルコールによる病気の1つとして、 慢性のアルコール中毒患者に見られる多発性神経炎とともに、記憶に関する障害を示す症例「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」という病気があります。
「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」になると、新しい記憶ができなくなり徐々に古い記憶も無くなっていく、場所や時間を把握できなくなるなど症状が重症化する場合もあります。
もし、「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」などの病気にならなくとも、歳を重ね高齢者になった場合、認知症となる可能性は飲まない人の4.6倍にもなります。
しかも、これらのことより恐ろしいことが、「一度破壊されてしまった脳は、再生ができない」という真実なのです。
禁酒効果で重要な視点は、「未来」
「一度破壊されてしまった脳は、再生ができない」という文章で恐怖を覚えられたかもしれません。
ですが、この記事に出会ったことが、あなたの人生が「アルコールを辞める時期なんだよ!」と教えてくれているのだと思って下さい。
たとえ、禁酒したから脳は回復しないとしても、これから先の人生、脳を破壊せずに済むという最善の方法が、あなたには残されています。
ですので、禁酒効果で重要な視点は、脳をこれ以上破壊せずに、あなたの輝かしい「未来」を歩むために禁酒を行うのだという事になります。
ぜひ、当サイトを活用して頂いて、禁酒に成功されますことをお祈りしています。
禁酒を始めるきっかけの1つに「高血圧だから、禁酒を始めようかと思っています」という方がいます。
果たして、禁酒効果で血圧が下がり、健康になるのか実際の所の情報をシェアしたいと思います。
血圧の基本

まず、禁酒効果で血圧がどれくらい下がるかの前に、「血圧」自体の基本を理解しましょう。
血圧とは、血液の圧力で血管の壁が押される力で、
「血液の量」と「血管の硬さ」で数値が決まります。
簡単にいえば、血管の抵抗が大きくなれば、血液は上がり、逆に血管の抵抗が小さくなれば血圧は下がります。
血圧は、高ければ脳卒中や心筋梗塞など、一瞬で死に至る病を引き起こす原因となっていますので「高血圧」となる事は非常にリスクが高いとされています。
一般的には、血圧の数値が「135/85」以上あるようなら、高血圧の仲間入りとされています。
飲酒すると高血圧になるのか?
高血圧が、恐ろしい病の引き金になることはわかりました。そこで、飲酒と高血圧には、どういった関係があるのでしょうか?
飲酒を行い多量のアルコールを摂取すると、交感神経の働きが活発になってきます。
この交感神経とは、活動・緊張・ストレスの神経とされています。つまり、アルコールを飲むと、この交感神経が過活動を行い、心身共に緊張が非常に強くなります。
また、アルコールを飲む際のおつまみなどは非常に塩分が多い食材となっており、この塩分によって、血管内の水分が増加する、つまり、血液の量が増加し、その結果、血管を押し広げようとします。
血管を押し広げるという事は、血管の抵抗が大きくなり、血圧を上昇させてしまいます。
以上の点から、
・アルコールによる副作用=交感神経の昂ぶりからの緊張
・飲酒行動に含まれる高塩分による影響=おつまみ |
という2つのものが飲酒が高血圧に結びつく原因であるといえます。
禁酒で血圧が下がる効果はあるのか?
結論を言うと、禁酒で血圧は「下がる効果があります。」
飲酒行動による、副交感神経の昂ぶりが収まることで心身共に穏やかな気持ちになり、緊張が取れ、血圧が下がります。
また、おつまみなど、塩分が多い食事を取ることが減るために、自然と血圧も下がることになります。
以上の点から、高血圧もしくは予備軍の方は、血圧を下げる為に最も効果的な禁酒を行われる事をオススメします。
ですが、いきなり禁酒を行うことにはハードルが高いと感じている方も多くいると思います。
そこで、高血圧の人への多くの医学的勧告では、
1日のアルコール摂取量を「30ミリ・リットル以下」にすることで、高血圧のリスクが軽減されるとアドバイスを行われています。
具体的な量でいうと、ビール大ビン1本、日本酒で1合、ウィスキーでダブル1杯までということになります。
※必ず休肝日は週に2日はもうけるようにして下さい。
また、禁酒以外にも血圧を下げる効果があるのは、
1番は規則正しい食生活であるといえます。
適度な運動と、栄養バランスのある食事。
そして、充分な睡眠が最も血圧を安定させる秘訣です。
それでも、どうしても血圧が下がらない場合、
もしくは、不安な場合は早めに医師に診察をうけることをオススメします。
血圧で悩まれている方の一助になれますようお祈りしています。
禁酒効果を肌で感じる方が、多くおられます。
(肌といっても、比喩ではなく本物の「肌」ですよ^^)
そこで、今回は、なぜ禁酒を行うと肌に効果が出てくるのか、情報をシェアしたいと思います。
禁酒効果が肌で出るというよりも、飲酒でダメージを受けていた・・・
禁酒を行ったら美肌効果があったという報告は、視点を変えると、
「元の姿に戻った」という事になると思います。
飲酒癖がある方に多くある肌トラブルとして、下記のものがよく言われています。
・毛穴が開いている
・黒ずみが目立つ
・痒みがある
・乾燥してカサカサしている
・シワが増える
・目の下のクマが目立つ
・吹き出物やニキビが増える、治りにくい
・顔色が変になる(赤ら顔、黄疸っぽい、黒い)
実は、これらの肌トラブルの原因は、全てアルコールによるものだと考えられませんか?
飲酒すると肌に悪影響を与える訳
飲酒を行うと、一時的に体温が上がり、体から水分が抜け出し、肌が乾燥します。
肌が乾燥すると、潤いがなくなった結果、シワが目立つようになります。
かつ、食生活が不規則になりビタミン・ミネラル不足となった結果、ますます肌の張りがなくなり毛穴は開き、肌全体が獣欲に負けて垂れ下がるようになります。
その結果、年齢よりも老けて見られるようになり、それからくるストレスで飲酒を行い、その結果、肌の状態が悪くなり、飲酒を行って・・・という悪循環になる場合が多いようです。
また、アルコールは眠たくなる作用がある反面、良質な睡眠を妨げます。その結果、常に睡眠不足状態となり思考力の低下、目の下のクマの出現など、さらに追い打ちをかけるような副作用が待ち構えています。
禁酒効果を肌で感じたいあなたがすること。
まず、禁酒もしくは休肝日を持つようにしましょう。
最初から難しいとは思いますが、この記事を呼んで、いかに飲酒が肌に悪影響、いえ、生活自体に悪影響を与えているかを理解することが出来たと思います。
ですので、繰り返し、アルコールの真実の姿を暴いている当ブログの記事を参考にしていただいたり、当サイトで実施している禁酒本実践講座を試していただいたり、まず、小さな行動から開始する事が大切です。
また、女性の方は特に連続飲酒には気をつける必要があります。
そもそも、女性は肝機能が男性より弱いために、アルコールの分解力が無く、肌トラブルに発展する可能性が男性よりも高いのです。
そして、アルコールによって、女性ホルモンの分泌が減るので、剛毛化、薄毛、精神不安定などの症状が出る可能性が高いとされています。
ぜひ、アルコールはあなたの美をむしり取る、魔の飲み物として理解して、飲まないですむようになることをお祈りしています。
どうしても、アルコールを飲まなければならない時には、アルコールから体が受けた被害を回復してくれる補助サプリや、良質な美顔器などを活用される事をオススメします。
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